日本と海外の水の違い

日本の水は軟水がほとんど。
でも海外に行くと硬水が多いということがわかります。
特にヨーロッパ諸国などは硬水が非常に多いということが知られています。

日本では河川が短くまた、ろ過されて地下にたまりそれが地表に出てくるまでの期間が短いということから、
水に含有するミネラル成分が少ないため、軟水が多いといわれています。
逆に海外では地下から地表に出てくるまでの期間が長く、長い川が多いことから岩などから得るミネラル成分が豊富で硬水となるといわれています。

一口に海外!といっても世界は広い!
そのため、海外でも地域によっては水に違いがあります。

日本でも、地域によって水に含まれる成分に違いがありますが、世界の水にも国、環境によって違いがあります。
硬水が多いヨーロッパでは石けんが泡立たない!といわれるほどに硬度の高い水、硬水が多いのです。
ヨーロッパに旅行に行って肌荒れになるという方が多いというのも、
石けんかすが水によって流れず皮膚に残ってしまうことから肌トラブルが多くなるといわれています。

アメリカも日本と比較するとほとんどの地域で硬度の高い水が多いようです。
地域によっても差があります。
サンフランシスコ、ヒューストンなどは日本とほぼ変わらない程度の軟水があります。

その他の地域ではやはり硬度の高い硬水が主流となりますので、
ヨーロッパと同じように旅行に行くと肌荒れ・・・石けんの泡立ちが少ないなどの難点があります。

オーストラリアは豊かな自然、豊かな水源があることで知られています。
地域によっては日本と同様、いえ、日本よりも低い硬度の水があるくらいです。

中国や韓国など日本に非常に近い国は軟水が多いかと思いきや、実はヨーロッパと同じくらいに硬水が多い地域です。
アジア諸国だからと侮って旅行に行くと水の違いにびっくりします。

さて・・・硬度があまりにも高すぎる・・・という国もあります。
オセアニアの水は硬度が高くシャンプーをすると髪の毛がバリバリになる・・・という話も聞くくらいです。

日本と比較すると、水によって生活に違いが出るということがよくわかりますね。
日本ってなんて暮らしやすい国なんだろうと改めて感じます。