水って結構すごい!?

地球には水がある。
私たちにとって当たり前のことですが、実は地球上に水があるということは奇跡なんです。
地球ができたのは約150億年ものはるか昔。

宇宙におけるビッグバンによって地球が誕生したという説があります。
このビッグバンはあくまでも仮設であり、実証されたということではありませんが、
このビッグバンによって天体が生まれたといわれています。

天体全てに水があるわけではない、ということは皆さんご存知だと思います。
つい最近、水星に水があったのでは?などといわれていましたが、
現段階で太陽系の惑星の中で水が現存するのは地球のみだといわれています。

地球も原始太陽系で惑星同士が衝突を起こしたことで生まれた惑星です。
衝突によって惑星に含まれていたガスが蒸発。
これが地球の大気となりぶつかり合いから高温となっていた地表温度が下がったことで
大気の中に含まれていた水蒸気が雨となりそれが、原始の海となったといわれています。

大気中、また原始の海には様々な成分が含まれていました。
この大気中の成分がやがて何らかの原因によって結びつき、単純な有機物質が誕生しました。
これが、命の源になったと過程されています。

原始の海は今の海よりもずっと塩分濃度が高く、また大気中の酸化成分を大量に溶かした状態であったことで酸性度の強い海であります。
様々な成分が入り乱れる中で生まれた原始生命体が結合を繰り返すことで、変化していく環境の中で
徐々に高度な生命体として結合されていったといわれています。

約35億年前に単純な原始生命体が作られ藻類がうまれたことで光合成が行われ酸素ができ、
酸素が海水や大気中に溶け込みたまっていくことで酸素に包まれた地球となります。
様々な要因から気候が生まれ雨が降りさらに高度な生命が生きていくための糧とした水が生まれた。
まさに神秘です。

ビッグバンがなければ惑星が誕生することがなく地球も生まれなかった。
惑星同士が衝突しあうようなことがなければ、大気が存在しなかった。
ぶつかり合いがとまり地表の温度が下がらなければ大気中に含まれていた水分が地表に海を作ることがなかった。
大気で有機物質が生まれそれが海に溶け込み、その他の成分と結合しなければ、私たち人間は地球に存在しなかった。

つまり、海がなければ地球は今のような生命にあふれた惑星ではなかったということなのです。
水ってすごいです!