水は身体を中から綺麗に

お水を飲むと他の水分を補給するよりも、何かすっと気持ちよくなる、そんなイメージがあります。

疲れている時の1杯の水、朝おきぬけに飲む水のおいしさ。
夏の暑い日、冷蔵庫で冷たく冷やされた水を飲むと、体も心もすっきりします。
お水は生命維持のために飲むもの、これは当然のことですが、お水は体をきれいに、クリーンにするためにも必要なものなんです。

人の体は水分が多い。
6割という水分で構成されているということは何度も説明してきましたね。
水分を摂取することによって血液や細胞、様々な部分に水分がめぐり必要な働きをしてくれます。

人の細胞は老化します。
老化した細胞や老廃物を体内に溜め込まずに排出するために、水分を補給する必要があります。

水や食べ物からでた水分は腎臓によってろ過されます。
血液が全身をめぐり腎臓に到達しここで老廃物をろ過し、クリーンな状態の水分を保持しつつまた全身をめぐります。

水を体内に摂取するということは、血液、細胞、体内で水を必要とする部分全てに新しいフレッシュな水分を与えるということになります。
つまりそれは細胞が活発に活動し酸素を取り込みながら血液が流れ、
老廃物があれば尿として体外に排出するというサイクルに必要なことなんです。
このサイクルのバランスが崩れてしまえば、体には老化した細胞や不必要な老廃物がはびこる状態となり、一気に体調が崩れてしまいます。

フレッシュな水が体内に補給されるということは細胞も血液もクリーンな状態ということ。
きっと人が水を飲んだ時、体の内側から気持ちよさを実感する時があります。
それは、細胞や他の組織が必要な水が取り込まれたことによって、無意識のうちに体がきれいな状態になっているからでしょう。
ドロドロ血液、古い細胞がはびこる状態では、決してきれいな状態とはいえない体です。

水を飲むことは体の中から綺麗にしてくれること。
だから水を飲むとすっきりと気持ちよくなるし、
水分補給の少ない睡眠状態から朝起きたときに飲む水を、体全体でおいしい!と感じるのでしょう。